読みどころTSJ日本版8-6(27-6)その三

読みどころサーファーズジャーナル日本版8-6(27-6)その三

 

Noble Riot:貴腐の香り

ロブ・ギリー、フィルム写真作品集

 

  Ref:TSJJ

「サーフィンの写真は儲からないけど麻薬みたいに魅力的だよ」と書かれたメモ用紙があった。それは、米サーファー誌の編集部から返送された僕のスライドフォルダーの小包にはさまれていて、ロブ・ギリーと署名があった。まだ90年代で写真といえばフィルム、インターネットはまだ普及してなかった時代だ。

ロブは当時米サーファー誌のシニアフォトグラファーを務めていた。サーファー誌のシニアというと、世界中のサーフフォトグラファーが憧れるポジションで、まさに雲の上の存在。かつてはロン・ストナーが、ジェフ・デバインがアート・ブルーワーが座っていた椅子だ。

予想していたとおり僕が送った写真は一枚も採用されなかったけれど、その直筆の走り書きに感動したことが、今でもふいに蘇ることがある。メモの全文は「すばらしい思い出の瞬間をありがとう。もしプロになりたいのならば、キャノンのカメラとレンズを一揃い用意して、フィルムはベルビアを1プッシュで撮り続けること、サーフィンの写真は儲からないけど麻薬みたいに魅力的だよ。ロブ・ギリー」

そのロブさんがフィルム時代に撮った写真集です。時間が経ったらワインが熟成するみたいに写真も美味しくなっちゃったぜ〜という記事です。たしかに良い瞬間に居あわせてます。ロブさん、素材が良いから良いワインになるんでしょうね。ミキ・ドラの貴重な写真も掲載されています。

 

 

Ref:TSJJ

Earnest Irreverence:無礼な正直者

画家ポール・マクニール 作品集

この作品を見て、オジー・ライトの絵のまねじゃね?と思ったらオジーが彼のまねをしていたようです。失礼しました。ヘタウマ系ですが、ときおり、すごいテクみせてます。トーマス・キャンベルも絶賛。デビット・ホックニーにも通ずるところがあるかな?つまりハオレっぽい!差別発言かな?失礼。

 

Ref:TSJJ

Group Show:サーフフォトグループ展

今号のポートフォリオは若手写真家のグループ展ですね。世界中から大量に写真が送られてくるから米国のジャーナル編集部はそのチェックだけでもたいへんでしょうね。贅沢な悩みです。さて、良い写真ズラリですといいたいけど・・・いちおう僕も写真家なので、良いのもあれば好みでない写真もある。ウッディ・グーチもあります。みなさんはどうご覧になるでしょうか。サーフィン写真の最前線であることには間違いありあません。

 

Ref:TSJJ