サーファーズジャーナル最新号6.1よりライナーノーツ

震える大地。生い茂る木々を割きながら、彼はドスドスと地面を踏みしめ、サバンナを歩いて沖へとむかう。ライダーたち、クラフトマンたち、シェーパーたち、ブラたち、ヒッピーたちや金魚のフンたちを蹴散らすように、砂を力強く踏みしめ突き進む。彼はお世辞を言わないし求めない。ファッション?計算外だね。人生、微妙な調整もないから、ゲップも吹きかける。 

今回のプロファイルには、ダウニングやブッチやカレンたちがインパクトゾーンを支配していた時代への回想のような想いが甦った。とりとめのない印象だが、ワゼルの樽のような胸板から連想するのは、若きグレッグ・ノールの思い出。だれの手も借りずに自分を救助できる。注目されることも大好きで、演出も心得ており、みんなが好む言葉も知っている。 

最近ソーシャルメディアでみんながハマるフラッシュポイント:ワゼル、カメラレンズをのぞき込み、皮でナイフを研とぎながら、サピナスで、彼の最高な一日をタヒチのボディーボーダーに台無しにされた話をする。それは、彼に無礼を働いたら、ナイフで切り刻み、その肉でタヒチアンサラダにして、お前の家族にプレゼントしてやるよ…、といった意味なのだろうか。 

TSJJ_6-1_FujisanそしてウェブサイトWhat Youthでは、最高のP-Passがアップされている:ワゼル、ロデオマシンに乗る酔っぱらったラインバッカーのようにスープを乗りこなすと、あたかも威い嚇するボス猿のように、頭を高く上げパドルアウトしながら狂ったようにゲラゲラと笑っている。 そして、フィジアン・プロのウェブキャストで多くのビューワーからの人気を手に入れるチャンスを感じたワゼルは、楽しく、スピットのようにおもしろいことを吐き散らし、観衆のために生放送でおもしろいアドリブを連発。それはまるでCBSが、バーボンやダウナーやボリビアの媚薬をしこたま摂取した危ないゴルフ選手ジョン・デイリーに、ハンドマイクを渡し、マスターズの会場でフリージャズを演奏しろと言っているようなものだ。じつに危険な状態。 

もちろんこの16ページの記事は、デイブのビッグウェーブ人生によって、本誌のボトムに重要なストーリーを提供してくれた。人間の力によるサークル・オブ・デスへのハイキングは、彼の日々の糧なのだから。ワゼルの職業がノースショアのライフガードということが、彼にとっては絶好な訓練のチャンスになっている。彼はそこで得たフィットネスで、世界中のビッグウェーブに笑いながらチャレンジしている。 

この記事は、カウアイ在住のローリー・パーカーからの提案だった。デイブとのたくさんのインタビューテープが散乱していたが、勤勉にテープ起こしするには、彼には締め切りという緊張感が必要だった。ローリーは、ウェブサイトBEACHGRITやほかのウェブサイトに、しばしばポスティングしてにぎわしているが、その殺戮のような言葉の羅列で、なんと彼は、けっこう小切手を手にしているらしい。ギャラは上手に使ってくれよ、パーカーさん。 

最後に、いつもジャーナルを応援してくれてありがとう。  ̶
スコット・ヒューレット